24日捜査当局によると、意識不明の状態だった5歳児のA君はきのう死亡判定を受けた。
30代のテコンドー道場の館長B氏は今月12日午後7時20分ごろ、楊州市の自身が運営するテコンドー道場で巻いてあったマットにA君を逆さの状態で入れたまま約20分間放置した。
警察によると、当時A君は「助けて」と叫んだものの、B氏はA君を放置し、A君が意識を失いぐったりとしたまま息をしていなかったため、同じ建物にある耳鼻咽喉科に連れて行った。
病院で医師が心肺蘇生をする間、B氏は自身の道場に戻り、当時の様子が映ったCCTV(防犯カメラ)映像を削除していたことがわかった。
B氏は警察の調査で「いたずらだった」と釈明したものの、遺族は「1度ではなかった」と憤りをあらわにした。
死亡した子どもの祖母はKBSに、「(以前も)おそらく3、4回はその中(巻かれたマット)に入れられたようだ」とし、「子どもが家に帰って来て、『お母さん、ここが痛い。館長に青いマットに入れられた』と話していた」と伝えた。
また、B氏は遺族に謝罪なく、「どうか示談してほしい」と話したという。
死亡した子どもの叔父は、「この言葉が先に出て来るのは違うのではないか。法が下すことのできる最高の刑罰を与えてほしい。それだけでいいと思う」と怒りを表した。
一方、A君が死亡したことによりテコンドー道場の館長B氏の罪名は児童虐待重傷害から児童虐待致死などの別の容疑に変わるとみられる。
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