中国・江蘇省、上半期GDP前年比5.8％増＝中国報道

中国・江蘇（こうそ）省統計局は24日、同省の上半期の域内総生産（GDP）が物価変動の影響を除いた実質値で、前年同期比5.8％増の6兆3326億3000万元（約133兆円）に達したと発表した。同省の第1四半期の増加率（6.2％）より低下したものの、全国の上半期の増加率（5.0）より高い成長となった。

分野別では、第一次産業が同比3.0％増の1736億2000万元（約3兆6400億円）、第二次産業が7.1％増の2兆7709億7000万元（約58兆円）、第三次産業が4.8％増の3兆3880億4000万元（約71兆円）だった。

上半期、同省の社会消費財小売総額は同比4.9％増の2兆4178億4000万元（約50兆7000億円）に達した。消費の内訳をみると、商品小売が同比4.2％増、飲食店収入が同比10.7％増となった。また、一定規模以上の工業企業の利益総額は同比8.6％の増加となっている。

同省の固定資産投資は同比3.7％増だった。項目別では、基礎設備投資が11.2％増となった一方、不動産開発投資は9.5％低下した。

その他、上半期、同省住民1人あたりの可処分所得額は同比5.0％増の2万9194元（約61万円）となっている。