現代自動車の社屋(資料写真)=(聯合ニュース)
現代自動車の社屋(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国の現代自動車が25日発表した4~6月期の連結決算によると、本業のもうけを示す営業利益は前年同期比0.7%増の4兆2791億ウォン(約4720億円)で、四半期ベースで過去最高だった昨年4~6月期(4兆2483億ウォン)を上回り、過去最高を更新した。

 売上高も同6.6%増の45兆206億ウォンで、昨年4~6月期(42兆2332億ウォン)を上回り四半期ベースで過去最高となった。純利益は同24.7%増の4兆1739億ウォン。営業利益率は9.5%だった。

 利益率が高い車種を中心に販売比率を改善したほか、為替のウォン安・ドル高も好業績に寄与した。

 今年上半期(1~6月)の売上高は85兆6791億ウォンで、半期として過去最高だった昨年上半期(80兆32億ウォン)を上回った。営業利益は7兆8365億ウォンで、過去最高だった昨年上半期(7兆8906億ウォン)にわずかに及ばなかった。 

 現代自動車の関係者は「高金利による需要鈍化や主要市場での競争激化によるインセンティブ上昇など不確実な経営環境が続いているが、高付加価値の車種を中心とした販売、為替効果などで安定的な収益性を維持している」と説明した。


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