「CU」がモンゴルで初黒字を計上、海外進出の韓国コンビニとしては初=韓国報道
「CU」がモンゴルで初黒字を計上、海外進出の韓国コンビニとしては初=韓国報道
韓国コンビニエンスストア大手「CU」を運営するBGFリテールは2024年上半期、モンゴルで売上高が2861億トゥグルグ(128億3576万円)、経常利益が96億トゥグルグ(約4億3068万円)に達したと発表した。

2018年から海外進出を開始した韓国のコンビニ業界が、現地で黒字を上げるのは同社が初となる。同社は現地のプレミアム・ネクサスとマスターフランチャイズ契約を締結し、韓国のコンビニとしては初めてモンゴルに進出した。モンゴルで運営中の「CU」は、7月時点で400店舗まで増えた。プレミアム・ネクサスは2021年にモンゴル証券取引所に上場し、時価総額で現地企業中10位圏内に入っている。

モンゴルで黒字転換できた理由としてBGFリテールは、現地で事業の規模、質ともに拡大する「ツートラック」戦略を挙げた。「CU」の運営ノウハウを伝え事業インフラ構築に関するコンサルティングを行うことで、プレミアム・ネクサスは食品センターを建設。現地の物流センターにデジタルパッキングシステムを導入した。さらにクラフトビールやクリームパンなど人気の製品を輸出する韓国化戦略と同時に、モンゴル式蒸しギョーザ「ボーズ」や揚げギョーザ「ホーショール」などを製造する現地化商品を展開し、顧客を引き付けている。



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