フェンシング男子のサーブル個人で金メダルを獲得して喜ぶ呉尚旭(オ・サンウク)=27日、パリ(聯合ニュース)
フェンシング男子のサーブル個人で金メダルを獲得して喜ぶ呉尚旭(オ・サンウク)=27日、パリ(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】パリ五輪第2日は27日(現地時間)、メダル争いが本格的にスタートした。韓国勢は金、銀、銅メダルを1個ずつ獲得した。

 韓国勢初の金メダルはフェンシング男子のサーブル個人で呉尚旭(オ・サンウク)が獲得した。呉は韓国男子サーブル初の個人戦決勝進出を果たすと、チュニジアの選手を15―11で下し、頂点に立った。

 呉の金メダル獲得に先立ち、今大会の韓国勢初メダルは射撃の混合エアライフルでもたらされた。パク・ハジュン、クム・ジヒョンのペアが銀メダルに輝いた。

 競泳男子400メートル自由形では、キム・ウミンが決勝で3分42秒50をマークし、銅メダルに輝いた。韓国が五輪の競泳でメダルを獲得したのは2012年ロンドン大会で朴泰桓(パク・テファン)が男子400メートル自由形と200メートル自由型で銀メダルを獲得して以来、12年ぶり。

 一方、26日の開会式で韓国選手団が登場した際に「朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)」と誤ってアナウンスされた問題を巡り、国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長は27日、尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領に電話で謝罪した。尹大統領は遺憾の意を表明したうえで、再発防止策を講じるようIOCに求めた。


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