金氏は北朝鮮との関係が冷え込んでいることに触れ、「現実が厳しいときほど私たちが進むべき方向と目的地を明確に知ることが重要だ」と表明。「困難だが、北との対話の環境をつくるため忍耐心を持って努力を続けることが重要だ」とし、「その出発点は南北の住民一人一人が尊重され、自由と繁栄を十分に享受しなければならないという原則」と述べた。
就任してから1年間の成果としては北朝鮮の人権状況と拉致問題の提起、北朝鮮経済・社会実態認識報告書を通じ北朝鮮の実状・変化ぶりを伝えたこと、「北韓離脱住民の日(脱北者の日)」制定などを挙げた。
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