韓国で単身世帯の増加が続いている=(聯合ニュースTV)
韓国で単身世帯の増加が続いている=(聯合ニュースTV)
◇単身世帯の割合過去が最高 1割は独居高齢者

 統計庁が29日発表した「人口住宅総調査」の結果によると、昨年の高齢者人口(65歳以上)は949万7000人で、前年比5.0%増加した。単身世帯は782万9000世帯で、前年比4.4%増加した。単身世帯が世帯数全体に占める割合は前年比1.0ポイント上昇した35.5%で、過去最高を記録した。高齢者のみの世帯(374万4000世帯)は世帯全体の17.0%を占め、このうち高齢者の単身世帯(213万8000世帯)は9.7%に上った。

◇ソウルの主要病院 下半期の研修医募集も志願者なし

 大学医学部の定員を増やす政府の方針に反発し、研修医が辞表を提出して一斉に職場を離脱した問題で、「ビッグ5」と呼ばれるソウルの五つの大型病院を含む全国の病院で下半期の研修医募集の締め切りが2日後に迫っているにもかかわらず、志願者はほとんどいないことが分かった。病院関係者は、教授の間で研修医の指導をボイコットする動きがあることや、医師団体などの方針に背いて復帰した研修医の名簿が出回っていることから、志願者がかなり慎重になっているようだと説明した。

◇熱帯夜の日数30年ぶり高水準 7月では初の「超熱帯夜」も

 気象庁によると、今年6月1日から7月28日までの熱帯夜の日数は7.1日で、1994年(8.6日)以来30年ぶりの高水準を記録した。熱帯夜とは、午後6時1分~翌日午前9時の気温が25度を上回る場合をいう。28日夜には江原道・束草(30.6度)と江陵(30.4度)で、7月として初めて夜間の最低気温が30度を上回る「超熱帯夜」となった。気象庁は全国に猛暑注意報・警報を発令し、しばらくの間は全国的に体感気温が35度前後に上がって熱帯夜も続くと予測した。

◇韓国が金メダル2個追加 射撃とアーチェリー

 パリ五輪第3日は28日(現地時間)、射撃の女子エアピストル個人で韓国のオ・イェジンが243.2点の五輪決勝新記録を打ち立てて優勝し、金メダルを獲得した。アーチェリー女子団体決勝では韓国がシュートオフの末に中国を5―4で下し、五輪10連覇の偉業を達成した。金メダル二つを追加した韓国は金3個、銀2個、銅1個で5位に浮上した。


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