「ネイバー・ウェブトゥーン」のオリジナル作品、漫画のオスカー賞「アイズナー賞」を受賞＝韓国報道

IT大手ネイバー傘下でウェブトゥーンアプリを運営するウェブトゥーンエンターテインメントは、自社が運営するウェブ漫画アプリ「ネイバー・ウェブトゥーン」に掲載されているオリジナル漫画「ロアオリンパス（Lore Olympus）」が、米国の「ウィル・アイズナー・コミックインダストリー・アワーズ」（以下、アイズナー賞）の「ベストウェブコミック」を受賞したと発表した。

レイチェル・スマイス氏の「ロアオリンパス」は、同社が運営するアマチュア漫画作品の発表プラットフォーム「ウェブトゥーン・キャンバス」で発掘された。ギリシャ・ローマ神話を再構成したファンタジーロマンスで、ハーデースとペルセポネの愛およびストーリーとなる。2018年から「ネイバー・ウェブトゥーン」英語版で連載を開始し、現在7言語で提供中だ。累計照会数は17億回に上る。

アイズナー賞では2024年、6作品が「ベストウェブコミック」の候補作となった。うち「ネイバー・ウェブトゥーン」からは「ロアオリンパス」とファンタジー「サード・ボイス」が候補となっていた。

レイチェル・スマイスは「これまでの7年間、『ロアオリンパス』を創作できたことは幸せだった。ことしもアイズナー賞を受賞でき光栄だ」と述べている。