市庁駅逆走事故で加害車両を運転していたチャ容疑者(68)はきょうソウル中央地方裁判所に出頭し、申し訳ないという言葉を繰り返した。急発進を主張する根拠、そして警察が運転手の過失の根拠として明らかにした靴に残されたアクセルの跡などについての質問にも、「申し訳ない」という答えだけを繰り返した。
一方、チャ容疑者の拘束を決定する拘束前被疑者審問(令状実質審査)はきょう午前、キム・ソクボム令状担当裁判長の審理で開かれる。
チャ容疑者は今月1日午後9時、ソウル市チュン(中)区の市庁駅付近で車を運転中に逆走し、歩道に突進して人命被害を出した容疑を持たれている。この事故で9人が死亡し、チャ容疑者夫婦を含む7人が負傷した。
チャ容疑者は車両の欠陥による急発進事故だと主張しているものの、国立科学捜査研究院は運転手の過失による事故の可能性が高いと鑑定した。警察は犯罪の重大性などを考慮し、24日に拘束令状を検察に申請した。
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