「気候対応ダム」は、気候危機による極端な洪水や干ばつに対応し、未来の「水需要」に備えるためのダムである。
キム・ワンソプ(金完燮)環境相は30日に政府ソウル庁舎で、気候対応ダムの候補地を発表した。
環境部(省)は昨年5月から、流域別に洪水の危険性や水不足などを科学的データに基づいて評価した後、国家次元で推進する必要がある気候対応ダムの候補地を導き出した。
ここに、地方自治体で建議したダム候補地の適正性をともに検討し、必要なダムを候補地に反映させた。
環境部は来月から地域説明会や公聴会などを通じて、住民と意思疎通しながら積極的に説明し、関係機関と十分な協議過程を経る計画である。
キム環境相は「ダム建設は今から始めても10余年かかることから、最近の気候危機を踏まえると、これ以上先送りする余裕はない」とし「直面した気候危機に対応する未来世代の『水の受け皿』を作るため、国民の皆さまと共に知恵を絞っていく」と語った。
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