日本刀で斬りつけ、同じマンション住民殺害「普段から異常行動」=韓国
日本刀で斬りつけ、同じマンション住民殺害「普段から異常行動」=韓国
韓国ソウル市で、同じマンション住民を日本刀で斬りつけて死亡させた、いわゆる「日本刀殺人事件」の容疑者が、普段から近隣住民に「刀で戦おう」と提案するなど、異常な行動をしていたことが明らかになった。

30日、ソウル市西部警察署によると、殺人被疑者A氏(37)は前日午後11時30分ごろ、ウンピョン(恩平)区のマンション入口前で、同じマンション住民B氏(43)に約80cmの長さの日本刀を振り回して殺害した疑いを受ける。A氏は犯行直後に逃走したが、事件発生から一時間余りで警察に緊急逮捕された。

A氏は被害者とは顔見知りだったが、知人関係ではなかったと調査された。被害者B氏はタバコを吸おうとマンションから外に出てきたところ事件に遭遇した。B氏は通報を受けて出動した救助隊によって病院に移されたが移送中に死亡した。B氏はソウルのある企業に在職中であり、2児の父親だったという。

A氏は以前にも刀などを所持し、刀で戦おうと話すなど、異常行動を見せていたと伝えられる。公園で遊ぶ子供たちに「戦いごっこしよう」と提案したということだ。

A氏は警察の調査過程で服用中の薬はないと述べたことが把握された。

一方、A氏はことし初め、管轄警察署から銃刀類所持許可証を発行されたことが確認された。銃刀類所持等取締法は「心身喪失者、麻薬・大麻・向精神薬またはアルコール中毒者、精神疾患やてんかん患者」、「禁錮以上の実刑判決を受け、その執行が終わってから5年が経過していない者」など、刀剣を所持できない者として規定している。

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