逮捕状発付の可否を決める審査を受けるためソウル中央地裁を訪れた男(中央)=30日、ソウル(聯合ニュース)
逮捕状発付の可否を決める審査を受けるためソウル中央地裁を訪れた男(中央)=30日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国・ソウル中心部の地下鉄市庁駅近くの交差点で車が歩道に突っ込み歩行者ら9人が死亡した事故で、車を運転していた60代の男が30日、逮捕された。

 ソウル中央地裁は同日、男に対する逮捕状発付の可否を決める審査を行った結果、逃亡の恐れがあるとして逮捕状を発付した。

 警察によると、男は今月1日午後9時半ごろ、ソウル市庁駅近くのホテルの地下駐車場を出た後、一方通行の道路を逆走し、ガードレールに衝突して歩道に突っ込んだ。事故により9人が死亡し、7人がけがをした。

 国立科学捜査研究院は「運転手の過失による事故の可能性が高い」という鑑定結果を示したが、男は警察の取り調べに対し「車両の欠陥による事故」と主張し続けた。


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