秋慶鎬国民の力院内代表が1日午後、国会ロテンダーホール前で本会議を控え、共に民主党を糾弾している
秋慶鎬国民の力院内代表が1日午後、国会ロテンダーホール前で本会議を控え、共に民主党を糾弾している
国民の力(与党)は1日、共に民主党などの6つの野党がイ・ジンスク(李眞淑)放送通信委員長が任命されると、翌日に弾劾訴追案を発議したことに対し「習慣性弾劾乱発」と批判した。

チュ・ギョンホ(秋慶鎬)国民の力院内代表はこの日、国会本会議直前にローテンダーホールで開かれた糾弾大会で「共に民主党の習慣性弾劾中毒症は1日でも弾劾を断ち切ることができないほど、禁断現象が極に達している。法違反の有無に関係なく、やたらと誣告(ぶこく)弾劾を繰り返す。国政に対する暴力であり、テロだ」と述べた。

ペ・ジュニョン院内首席副代表は声明を通じて「ユン・ソギョル(尹錫悦)政府がスタートしてから、現在まで弾劾発議が計18件である。ムン・ジェイン(文在寅)政府の任期5年間に弾劾発議は6件に過ぎなかった。共に民主党は弾劾を私的な権限のように行使している」と皮肉った。

前政府では、ホン・ナムギ(洪楠基)元企画財政部長官3件、チュ・ミエ(秋美愛)元法務部長官2件、イム・ソングン元部長判事1件など、計6件の弾劾案が発議された。

チェ・スジン(崔秀珍)首席報道官は論評で「弾劾はこのように簡単で軽くても良いのか。1年の間に放送通信委員会に関する人たちの弾劾訴追だけで4件目だ。任期を始めたばかりの新任放送通信委員長の弾劾は、立法権力を手にして振り回した横暴だ」と指摘した。さらに「巨大野党のむやみな弾劾乱発と議会暴挙が法治を破壊している」と付け加えた。

ハン・ドンフン(韓東勲)国民の力代表はこの日、国会で開かれた最高委員会議で「人がわずか1日で弾劾されるような悪いことをするのは可能なのか。共に民主党がするこの弾劾の形態は誣告弾劾だ」と述べた。

韓代表は「共に民主党は弾劾という憲法上の重大な制度を政治の小技として戯画化させた。このような行動に対しては国民が審判すると思う。積極的に対処する」と強調した。

国会科学技術情報放送通信委員会の与党幹事であるチェ・ヒョンドゥ(崔炯斗)議員はCBSとのインタビューで、李委員長が放送通信委員会の”2人体制”で公営放送の理事選任案を議決したという点は違法だという野党の主張に対し「2人体制を作った原因提供者は共に民主党だ。原因提供者が盗っ人猛々しく弾劾をしたため、(憲法裁判所で弾劾訴追案は)事実上棄却されるだろう」と主張した。
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