ユニセフのロゴ(ユニセフ韓国委員会提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
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【ソウル聯合ニュース】国連児童基金(ユニセフ)が2日発刊した報告書によると、ユニセフは今年上半期、北朝鮮に注射器や病院設備、医薬品など161万ドル(約2億4000万円)相当の医療品を支援した。また、子ども60万人分と妊産婦25万人分のワクチンも提供した。

 ユニセフは先月、はしか、風疹、破傷風、ジフテリア、結核、B型肝炎、小児まひ用のワクチンを3回にわたり専用機で北朝鮮に届けたほか、北朝鮮の「子ども健康の日」である5月20日に合わせてビタミンや駆虫薬、サプリメントなどを子どもや妊産婦に配ったと発表した。

 また、保健所、幼稚園、協同農場などの給水施設の改善事業を展開した結果、北朝鮮住民11万人がより衛生的な環境で水を使用できるようになったと説明した。

 北朝鮮は新型コロナウイルスの世界的流行(パンデミック)により2020年に国境を封鎖。これに伴いユニセフをはじめとする国際機関の職員は撤収し、現在も常駐していない。 


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