長江デルタ地域鉄道、「暑運」利用客数が延べ8550万人近く=中国報道
長江デルタ地域鉄道、「暑運」利用客数が延べ8550万人近く=中国報道
中国で「暑運」(夏の特別輸送体制)の運行が開始されて1ヶ月、上海などの長江デルタ地域を走行する高速鉄道の利用者数が8550万人(延べ人数、以下同)に迫った。

中国鉄路上海局集団有限公司によると、7月1日~31日までで高速鉄道の利用客数が前年同期比5%増の8550万人近くとなった。これは、前年の同時期より440万人ほど増加しているという。1日あたりの平均利用者数は275万人を超えた。

同期間、長江デルタ地域の鉄道では、1日の利用客数が250万人以上となった日が24日あった。うち6日は300万人を超えた。1日の利用客が最も多かったのは7月6日の327万5000人だった。

ことしの「暑運」の運行が始まって以降、長江デルタ地域のいくつかの高速鉄道路線では利用客が爆発的に増え、地域経済の発展を力強く後押ししている。特に、連鎮高速鉄道の利用客数が増加しており、連雲港駅、淮安東駅、揚州東駅の1日あたりの平均利用者数がそれぞれ2万8600人、2万3600人、1万8800人となっている。
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