林賢澤、大韓医師協会会長
林賢澤、大韓医師協会会長
大韓医師協会(医協)は、消防署が救急車を要請する通報者に送った携帯電話のメッセージが移送遅延の責任を医療界の集団行動のせいにしているとして、消防庁に修正を要請する公文書を送った。

医協は2日、報道資料を出し「一線の消防署から救急車の出動要請に関する措置事項について、通報者に『医療界集団行動により病院移送が遅れる』との内容のメールを送信していることを確認した。1日、消防庁にメッセージの発送内容について修正を要請する公文を発送した」と明らかにした。

イム・ヒョンテク(林賢澤)医協会長が前日、自身のフェイスブックに掲載したメッセージのキャプチャー画面によると、テグ(大邱)消防安全本部は通報者に知らせた場所に出動したと案内し「現在、医療界の集団行動により病院移送の遅延が予想されるので、参考にしてほしい」との説明を付けた。

医協は「現在の医療事態を触発したのは、明らかに政府の誤った政策であるにもかかわらず、病院移送の遅延責任を医療スタッフに転嫁している。これは国民と医療スタッフ間の信頼を崩し、それでも維持されている必須医療を完全に崩壊させる恐れがある」と指摘した。
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