「日本刀殺人」被疑者の身元情報公開しない…警察「二次加害の懸念」=韓国
「日本刀殺人」被疑者の身元情報公開しない…警察「二次加害の懸念」=韓国
韓国警察が、マンションで日本刀を振り回し、近隣住民を殺害した疑いを受けるペク氏(37)の個人情報を公開しないものと見られる。

ソウル警察庁は2日、殺人容疑で捜査を受けているペク氏に対する身元情報公開審議委員会の開催は、考慮していないと明らかにした。

ペク氏は先月29日午後11時27分ごろ、ソウル市ウンピョン(恩平)区のマンション付近で、刀の長さ75cmの日本刀を振り回し、同じマンション住民のキム氏(43)を殺害した疑いを受ける。

ソウル警察庁関係者は「被疑者の精神疾患有無に対する診断など、客観的に確認された資料が不足している」とし「被害者と被疑者が同じマンションに居住し、家族などに対する二次加害の可能性などを考慮した」と述べた。

ペク氏に対する薬物簡易試薬検査では陰性判定が出た。警察は国立科学捜査研究院に精密鑑定を依頼した。

警察は、ペク氏が精神病歴があると見られる資料を現在まで確認できなかった。ただ、ペク氏の供述、行動などを見ると、精神疾患が推定される状況であるため、身元情報公開の可否は慎重におこなうという立場だ。
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