朝鮮人強制労働の現場「佐渡鉱山」など24件が世界遺産に新規登録=韓国報道
朝鮮人強制労働の現場「佐渡鉱山」など24件が世界遺産に新規登録=韓国報道
日本の植民地時代の朝鮮人強制労働の現場である「佐渡鉱山」を含む計24件の遺産がユネスコ世界遺産リストに新しく登録された。

 1日、韓国国家遺産庁によると、先月21日から31日までインドのニューデリーで開かれた第46回世界遺産委員会では、文化遺産19件、自然遺産4件、複合遺産1件の計24件が世界遺産に新たに登録された。これでユネスコ世界遺産は168カ国1223件(文化遺産952件・自然遺産231件・複合遺産40件)になった。

 アジア・太平洋地域では議長国であるインドの「モイダム:アホム王朝の墳丘墓」と日本の「佐渡鉱山」など計7件が新たに登録された。

 佐渡鉱山は朝鮮人約1500人が強制労働させられた現場だ。韓国政府はこれまで佐渡鉱山の世界遺産登録に反対してきたが、日本政府が「全体の歴史を反映しなければならない」というユネスコ世界遺産諮問機構の要求を受け入れ、関連展示物の設置、追悼式の開催などを約束し、登録決定に同意した。

 佐渡鉱山とともにユネスコ世界遺産諮問機関から保留の勧告を受けた計4件の遺産のうち、ボスニア・ヘルツェゴビナの「ヴィエトレニツァ洞窟」、南アフリカの「ネルソン・マンデラ遺産遺跡」などは修正案が提出され、登録が決定された。パナマの「植民地時代の地峡横断経路」は修正案が提出されず最終保留決定された。
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