4日、韓国気象庁自動気象観測装備(AWS)観測記録によると、この日午後3時33分、京畿道驪州市占東面チョンアンリ(清安里)の気温が40度まで上がった。 AWS観測記録上、40度を超える気温が記録されたのは、2019年8月5日(京畿道安城市40.2度)だ。
この日は、チェジュ(済州)島のハルラサン(漢拏山)を除き、全国に猛暑警報が下された。現在、朝鮮半島の大気中下層では北太平洋高気圧が熱い水蒸気を吹き込み、大気上層ではチベット高気圧が熱く乾燥した空気を呼び、熱い空気層が重なった状態だ。これらの暑さは少なくとも14日まで続くと予想される。
激しい暑さが続き、熱中症患者も続出した。疾病管理庁が発表した熱中症救急室監視システムの運営結果によると、最近3日間、一日に熱中症と推定される3人の死亡者が出た。
前日(3日)午後4時54分ごろ、キョンサンナムド(慶尚南道)チャンウォン(昌原)市の畑で人が倒れているという通報が受け付けられた。消防当局が現場に到着し50代女性の状態を確認したところ、体温が41度で意識がなかった。この女性は近くの病院に移送され、応急処置を受けたが、死亡が確認された。
同日午後2時5分ごろには慶尚南道チャンニョン(昌寧)郡の木の板の上で人が倒れているという通報が消防当局に受け付けられた。消防当局は70代の女性を発見し、近くの病院に移したが、死亡判定を受けた。熱中症による急性心肺停止と推定された。
猛暑警報の中でも強行したプロ野球の球場では、観客が熱中症を訴え救急車が出動する事態が発生した。ドゥサン(斗山)ベアーズ関係者は「3日、ソウル市チャムシル(蚕室)球場で開かれたキウムヒーローズとのホーム試合で、観客5人が熱中症を訴え、このうち4人は救急車に乗って近くの病院に移送された」と述べた。
また、この日ソウル蚕室球場とウルサン(蔚山)の球場で開かれる予定だったプロ野球試合は、猛暑により中止となった。プロ野球の試合が猛暑で中止となったのは、2015年KBOリーグが猛暑規定を制定した後、2、3回目だ。KBOは、日中の最高気温が35度以上の状態が2日以上続くと予想されるとき、試合を取り消すことができると規定27条に明示した。
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