米国の景気後退の可能性が高まるにつれて、リスク資産選好現象が減少し、中東の緊張が高まるなど地政学的危機が高騰しており、ビットコインがさらに下落する可能性があると専門家は見ている。
チャート分析家たちは、1次支持線は5万5000ドルだと口を揃えていると仮想通貨専門メディアのコインデスクは5日伝えた。
ビットコイン5万7000ドル崩壊:この日、ビットコインは6%以上急落し、5万7000ドルが崩壊した。
5日午前9時40分現在、グローバルコイン相場中継サイトであるコインマーケットキャップでビットコインは24時間前より6.59%下落した5万6724ドルで取引されている。
しかし、ビットコインは同日午前3時を前後して5%以上急落し、5万8000ドル線も崩壊した。ビットコイン5万8000ドル線が崩壊したのは、7月13日以来のことだ。
ビットコインの1日の価格推移。早朝3時を前後して急落している。- コイナムケットキャップ群
ビットコインの1日の価格推移。午前3時を前後して急落している。- コインマーケットキャップ一覧
前日にもビットコインは6万ドルが崩壊するなど、連日下落傾向を繰り返している。
米景気後退懸念+ジェネシス物量爆弾:これはまず、最近の景気後退懸念で米国株式市場も急落するなど、米国の資本市場が一斉に下落しているためとみられる。
それだけでなく、ジェネシスの物量爆弾が爆発したこともビットコインの下落に一役買っているようだ。
コインデスクによると、破産したジェネシス・トレーディングと連携したウォレットから1万6600個のビットコイン(約11億ドル)と16万6300個のイーサリアム(約5億2100万ドル)が他の口座に送金された。これは債権者に対する現物返済のためとみられる。
市場に大規模な暗号資産がまたまた流出したこと。これは、米国政府が押収した約2万8000個のビットコインを市場に出したこと、マウントゴックスが3万3960個のビットコインを債務者に返却したことに続くもう一つの売り爆弾だ。
5万5000ドルが1次支持線:これにより、市場はビットコインの支持線に関心が集まっている。コインデスクはチャートアナリストを引用し、1次支持線は5万5000ドル台になると報じた。
一方、ビットコインが急落すると、他のコインも時価総額2位のイーサリアムが10.55%急落するなど、ほとんど下落している。
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