工場はメキシコ中部ケレタロ州にある工業団地内に位置し、敷地面積は約12万6000平方メートル、延べ面積は1万6800平方メートルだ。2025年下半期からの量産開始を目指す。
同社はケレタロ工場を、北米市場に対する輸出拠点として育成していく計画だ。メキシコは人件費が安価で、メキシコ、米国、カナダ間の貿易における関税が撤廃となる米国・メキシコ・カナダ協定(USMCA)の対象となるという利点がある。
ここで生産されたバスダクトは、EVやバッテリー、半導体工場、データセンターなどに供給される予定だ。ケレタロ工場は同社にとって、韓国キョサンブクド(慶尚北道)クミ(亀尾)、および中国の無錫工場と、LSエコエナジーがベトナムに設立したホーチミン工場に続く4番目のバスダクト生産拠点となる。
同社はまたケレタロ工場を、ポーランド工場と共にバッテリー用部品事業の中核拠点としていく。
同社は「バスダクトは人工知能(AI)データセンター市場への拡大に伴い、大幅な成長が見込める」と反している。
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