韓国のスマホメーカー・通信会社が相次ぎ通話録音機能を提供、アップルに対抗=韓国
韓国のスマホメーカー・通信会社が相次ぎ通話録音機能を提供、アップルに対抗=韓国
IT業界によると、米アップルはこのほど通話録音機能を搭載したiOS18.1の開発者用ベータ版を配布した。正式リリースは10月の見込みだ。iOS18.1開発者用ベータ版を「iPhone15」などに設置して通話すれば、画面左上端に「録音」ボタンが表示される。

これより先にサムスン電子は2024年1月に発売したスマホ「ギャラクシーS24」に、「ギャラクシーAI」を利用したAI(人工知能)録画・録音機能を搭載した。録音をテキストに起こし要約、13言語に翻訳できる。これをテキストアプリ「サムスン・ノーツ」にコピーし活用することも可能だ。

一方、通信大手のSKテレコム(SKT)は2023年10月から「アンドロイド」スマホと「iPhone」の双方を対象に、通話の録音と要約機能を提供する「エードット(A.)コール」をサービス中だ。通話の要約後、カレンダーに日程を追加する機能も持つ。また同業のLGユープラス(LGU+)も、「iPhone」向けに録音とテキスト変換、要約機能を搭載した新サービスを開始する予定だ。

通信会社は、とくにAI録音機能で「iPhone」の録音機能に対抗する戦略だ。「iPhone」の韓国語テキスト変換機能においてアップルは後発事業者になるため、当分は不完全なサービスになることが見込まれるためだ。

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