韓国全土で猛暑が続く中、1日に100人近い熱中症患者が発生した。

疾病管理庁の熱中症応急室監視システムの通報現況によると、6日時点で死者を含めた熱中症患者は前日より97人増えて1907人に達している。このうち死者は1人追加されて合計18人に増加した。

温熱疾患は熱によって発生する急性疾患で、高熱の環境に長時間さらされると頭痛やめまい、筋肉痙攣(けいれん)、疲労感、意識低下などの症状を示し、そのまま放置すると生命の危険が生じる恐れがある。

熱中症患者の77.3%は男性で、32.2%は65歳以上だった。

熱中症の発生場所は作業場と田畑、道路など屋外が全体の78.8%を占めたが、室内の作業場や家の中など、室内で発生したケースも21.2%に達した。

熱中症が発生した場合は、ただちに患者を涼しい場所に移動させた後、水を飲ませなければならない。うちわや扇風機を利用して患者の体温を下げることが重要だ。熱中症ではなくても体のだるさなどが1時間以上続いた場合には救急救命センターに行かなければならない。
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