「お弁当を開けるやいなや」工事現場の作業員、蜂の群れに刺されて死亡=韓国
「お弁当を開けるやいなや」工事現場の作業員、蜂の群れに刺されて死亡=韓国
韓国チョンジュ(清州)市の道路工事現場で昼食を食べていた50代の作業者が、蜂の群れに刺されて死亡する事故が発生した。

 7日、清州東部消防署によると、この日の昼12時25分頃、清州市文義面のある道路の工事現場で、作業者9人のうち7人が10匹余りの蜂の群れに襲われた。

 蜂の群れは彼らが休憩時間に弁当を開くやいなや集まってきたと伝えられた。

 蜂に頭を刺された50代のA氏は心停止状態で病院に運ばれたが、結局アナフィラキシー(アレルギー過敏反応)ショックで死亡した。

 残りのの6人も近くの病院で治療を受けたという。

 警察の調査である作業者は「もともと作業現場に蜂は多かったが、今回は弁当を開くやいなや蜂の群れが飛びかかってきた」と陳述したと知られた。

 今月5日、キョンギド(京畿道)消防災難本部によると、この3年間、全国の蜂に刺された患者の移送件数は2万1556件である。彼らのうち33人が蜂毒によるアナフィラキシーショックで命を失った。

 アナフィラキシーショックとは、蜂に刺された時に皮膚が青白くなり、蕁麻疹や呼吸困難が生じ、舌と首の腫れなどの症状が現れることをいう。

 アナフィラキシーショックがひどい場合、1時間以内に死亡する可能性がある。したがって、蜂に刺された時、特別な症状がなくても過敏性ショックに対する備えとして病院に来院して診療を受けなければならない。
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