グレイスケール(Grayscale)とビットワイズ(Bitwise)がイーサリアム現物上場指数ファンド(ETF)オプションの承認を要請したと8日(現地時間)、コインテレグラフが報じた。

報道によると、ニューヨーク証券取引所アメリカン(NYSE American LLC)は7日、証券取引委員会(SEC)に提出した書類で、グレイスケール・イーサリアム・トラスト(ETHE)、グレイスケール・イーサリアム・ミニ(ETH)ETF、ビットワイズ・イーサリアムETF(ETHW)のオプションを上場し、取引することを許可してほしいと要請した。

NYSE アメリカンは、「3つのイーサリアムETFのオプション取引が許可されれば、投資家は低コストでイーサリアムに追加的にエクスポージャーを得ることができる投資ツールを提供されるだろう」と述べている。

また、「オプション取引の導入は、投資家にETH商品やポジションのヘッジメカニズムを提供することで、投資家の投資ニーズを満たすことができる」と述べている。

この提案に対する意見は21日以内に提出される予定である。

NYSEアメリカンによるルール変更要求は、同取引所に上場されている唯一の現物イーサリアムファンドであるグレイスケールとビットワイズにのみ適用される。

一方、NYSE アメリカンの要請は、ナスダックオプション取引所がSECにBlackRock iShares Ethereum Trust(ETHA)のオプション取引を許可するよう要請した1日後に行われた。NYSE アメリカンの提案されたルール変更と同様に、ナスダックの要請は、現在ナスダックに上場されている唯一のイーサリアムETFであるブラックロックのファンドにのみ適用される。
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