欧州法人の主要な業務は輸出入関連業務をはじめサプライチェーン・マネジメント(SCM)管理、通関手続き、問い合わせ対応、製品の登録などとなっている。同社によると、欧州法人の稼働開始時期は現時点で未定だ。
代表製品「プルダックポックンミョン」の人気を、中国、米国、東南アジアに続き欧州まで拡大するのが狙いだ。
同社の全体の輸出に占める欧州の割合は2019年の6%から、2020年には8%、2021年に11%、2022年に13%、2023年に16%と、成長を続けてきている。2024年1~3月期には19%を記録した。
現地法人設立の長所は、販売網を早期に構築し、効率的にマーケティング活動ができる点にある。とくにオランダは欧州における交通の要所だ。英国、フランス、ドイツなど主要国と近い位置にあり、欧州地域を対象とした効率的な物流網の構築に適している。
三養食品の関係者は「オランダは貿易、投資、情報、サービスなどのインフラが整っている。欧州地域を対象とした物流の効率化を図る」と述べている。
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