ヨンセ(延世)大学は8日「チョ・ウォン氏に対する入学選考公正管理委員会を開き、入学取り消しを決定した」と明らかにした。
延世大学の学則上、大学・大学院の入学取り消しの理由は、入学選考に関する提出書類の虚偽記載や偽造・変造、代理試験または試験の不正行為などである。
チョ・グク代表側は、チョ・ウォン氏の “虚偽インターン確認書”疑惑が取り沙汰された昨年7月10日「チョ・ウォン氏は長い悩みの末、大学院入学時に提出された書類により物議を醸している延世大学院修士学位を返納することにした」とし「その旨を延世大学院に、内容証明として提出した」と明らかにしている。
延世大学側は、2022年からチョ・ウォン氏の大学院学位の維持について話し合うための入学選考公正管理委員会を立ち上げ、”インターン確認書”虚偽発給の嫌疑により裁判となったチェ・ガンウク元“共に民主党”議員が最高裁で有罪判決を受けたことから、本格的に入学取り消しの手続きを行なったものとみられる。
チョ・ウォン氏は、2017年度2学期における延世大学政治外交学の修士・博士課程に落ちた後、2018年度1学期に再挑戦して合格し、2021年に修士学位を取得した。
入学選考当時、チョ・ウォン氏は弁護士のチェ元議員が発給したインターン確認書を提出した。
これに対し裁判所は「チェ元議員は、実際にインターンとして働いていないチョ・ウォン氏に虚偽のインターン確認書を発給し、大学院の入試業務を妨害した容疑が認められる」と判断し、チェ元議員には懲役8か月・執行猶予2年が確定し議員職を失った。
一方、チョ・ウォン氏の大学入試不正容疑事件は、検察が現在捜査している。
Copyrights(C) Herald wowkorea.jp 96