大統領室は尹錫悦大統領が8~9日に鶏龍台に滞在して安保態勢を点検し、将兵を激励したと、9日に明らかにした。
尹錫悦大統領はこの日、鶏龍台の戦時指揮施設(U-3)を訪れ、2024年ウルチ自由の盾(以下、UFS)演習の準備状態を点検した。UFSは朝鮮半島の有事に備えた米韓合同軍事演習だ。
演習準備状況の報告を受けた尹錫悦大統領は、「今回の演習が対備態勢をさらに強化する契機になるよう全軍が一致協力して充実した準備をしてほしい」と述べた。続けて、「強力な安保態勢だけが我々の自由と繁栄を守ることができる」とし「我々は世界で最も非理性的な北朝鮮の脅威に直面している。北朝鮮が核先制攻撃を法制化し、韓国国民にGPS攻撃だけでなくゴミ風船まで飛ばして虎視眈眈と韓国を狙っている」として、確固たる軍事態勢を注文した。尹錫悦大統領は「我が軍を全面的に信頼し、国軍の統帥権者として将兵が任務に専念できるよう与件を保障することに最善を尽くす」とも約束した。
尹錫悦大統領は前日には空軍F-35・F-15K戦闘機操縦士整備担当官、陸軍特戦司令部特殊作戦担当官などと夕食をともにした。尹錫悦大統領は「休暇を軍とともに送ることが私にとって本当の休暇だ」とし「大韓民国の軍のために」というスローガンを叫んだ。
尹錫悦大統領は休暇初日の5日にトンヨン(統営)中央市場を訪れて、市場の商人や市民らと歓談を交わした。6~7日にはチネ(鎮海)海軍基地で海軍・海兵隊の将兵を激励した。大統領室は尹錫悦大統領の今回の休暇を「民生・安保休暇」と表現した。尹錫悦大統領は鶏龍台訪問日程を最後に、9日に業務に復帰する予定だ。
Copyrights(C) Edaily wowkorea.jp 99