MOUによりLSマリンソリューションは、洋上風力発電用の設備や人員を運ぶオフショア支援船(SOV)を用船し、韓国の洋上風力発電所の入札へ年内に参加する計画だ。韓国において、SOVを導入する初の事例となる。このためDFOはLSマリンソリューションに対し、SOVの運用ノウハウなどを伝授する計画だ。
韓国ではこれまで、海岸から10キロメートル前後の場所にある洋上風力発電所に、関係者が毎日通う形をとっていた。このためLSマリンソリューションは、韓国でSOVが導入されれば洋上風力発電所が数十キロメートル離れた場所にあっても、海上で長期間働くことができるとしている。
同社は「SOV事業においては、船体を精密に調整するためのDP(ダイナミック・ポジショニング・システム)が重要。当社はDPシステムによる船舶運用経験と、専用のふ頭を保有していることから、船舶の修理技術にも強みを持つ」と自信を示した。
今後は各風力発電所と15~20年にわたる維持・補修契約を締結し、グループ会社と共に欧米市場への進出も計画する。
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