一方に寄っているピザ
一方に寄っているピザ
ピザをテイクアウトしたあるお客が「ピザが一方に寄っている」と抗議して払い戻しを要求したものの、監視カメラを確認したところ、あきれる場面を目撃し不満を吐露した。

最近、自営業者オンラインコミュニティの‘つらいから社長だ’にはピザ屋を運営しているというA氏の事例が載せられた。

A氏は「先ほど注文が入ってきたので商品を作り、娘さんが来店して持ち帰った。その後、電話がかかってきて、その娘さんの母親が『ピザが一方に寄っているのだが、どういうことなのか』と言った」と明らかにした。

A氏によると、この電話は店員が受けたという。店員から一部始終を聞いたA氏は、母親宛てに再び電話した。A氏は「店長である私が電話して『申し訳ありません。持ってきてくだされば料金は全額お返しします』と言った。すると興奮し始め『私がなぜ行くのか』、『お金だけ返金してほしい』と言った」と述べた。続いて「配達のミスであれ、包装のミスであれ、食べ物は回収して払い戻しをするのが原則だと案内したところ、再び激しくまくし立てた。『店長なのにサービス精神がない』、『店を閉めろ』などの人格攻撃をしたり、『低い評価を受けたいのか』と脅迫してきた」と訴えた。

これに対しA氏はこの客に「食べ物を回収する」と言ったが、客は「もう全部捨てた」「レビューを(5点評価の)1点にする」と言い、電話を一方的に切った。そして「実際にレビューが載っていた」と明らかにした。

悔しい気持ちでA氏は監視カメラを確認すると、戸惑いを隠せなかった。持ち帰りをした娘さんが腕の片方にピザの袋をかけて歩いて行く姿が映っていたからだ。

A氏は「監視カメラを確認したところ、ピザを持ち帰った娘さんがスマートフォン携帯電話を見ながらピザを腕にかけて歩いて行った。帰る途中、ピザを腕にかけて手にスマートフォンを持ち、その手を頭の上に上げたり、自撮りまでしていた」と当惑した。

この事情を知った自営業者たちは「最初から無料で食べようと考えたのではないか」、「あれは無意識にピザの箱が縦になっただけのこと」、「あのように持って帰り、ピザが一方に寄らないと思わないのがおかしい」、「悪意な目的を持った営業妨害」など、様々な反応を示した。
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