合同参謀本部は10日、北朝鮮が飛ばした汚物風船が11日午前10時基準で約240個確認されたと明らかにした。

このうち10個余りはキョンギ(京畿)北部地域に落ちた。風船には紙類・プラスチックなどごみが入っており、安全を脅かす物質は発見されなかったと参謀本部は説明している。本部は前日に「国民は落下物に注意し、落ちた風船を発見したら触れずに、近くの軍部隊や警察に届けてください」と発表した。

北朝鮮は今年に入って11回韓国に汚物風船を飛ばした。これまで把握された数だけでも3000本は超える。金正恩総書記は8日と9日に水害現場を訪れ、韓国を「ゴミ」と呼び、「敵は敵であり続ける」と話した。
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