「ニュース1」によると10日、キョンギド(京畿道)ピョンテク(平沢)警察署は6日、銃砲・刀剣・火薬類などの安全管理に関する法律違反、暴力行為などの処罰に関する法律違反などの疑いを受けているA容疑者を緊急入院措置した。
緊急入院は精神疾患者と推定される人の中で自害・他害の危険があり、事情が急迫した場合、精神医療機関に3日以内入院させることができる制度だ。医師と警察の同意のもとで行われる。
A容疑者は6日午前11時22分ごろ、京畿道平沢市ペンソン(彭城)邑のある住宅街の空き地で日本刀を振り回した疑いを受けている。
住民の通報を受けて警察が出動したとき、A容疑者はすでに姿を消した状態だった。これを受けて、警察は防犯カメラの映像分析などを通じて、A容疑者の動線追跡に乗り出し、約2時間40分後の午後2時ごろ、犯行現場から2キロほど離れたネットカフェで検挙した。
警察はA容疑者の車内でこの日に振り回していた日本刀をはじめ、他の日本刀3点と木刀1点などを発見して押収した。A容疑者が所持していた日本刀は全て許可を受けていないことが確認された。
警察の調べでA容疑者は、「ナイフが好きでインターネットで購入した」とし「運動をしていただけ」と供述したことが伝えられた。
警察関係者は「家族の同意のもとで、A容疑者の入院日を延長させた」とし「現在捜査中の事案であるため、正確な内容を説明することはできない」と述べた。
一方、最近は日本刀など凶器による事件が相次いで発生すると、与野党が銃砲火薬法(銃砲・刀剣・火薬類などの安全管理に関する法律)改正の動きを見せている。先月29日、ソウル・ウンピョン(恩平)区のあるマンション団地では、日本刀を振り回して40代の隣人を死亡させる事件が発生した。わずか2日後、カンウォンド(江原道)チュンチョン(春川)のあるマンションで、60代の男性がマンションの休憩場所で住民らが共用で使用する灰皿を片付けたという理由で、70代の隣人にジャングルナイフを振り回して逮捕されたりもしている。
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