韓国初の「暗号通貨ATM」が登場…ダウィンKSが明洞の両替所に設置

暗号通貨ATMが韓国で初めてソウル明洞に設置されました。

ブロックチェーンフィンテックプラットフォームの専門企業であるダウィンKS（代表イ・ジョンミョン、李鍾明）は、ソウル明洞の両替所に実名認証（KYC）機能を搭載したクリプトATM（CTM）を設置したと、29日に発表しました。

ダウィンKSのATMでは、ビットコイン、イーサリアム、テザーの3種類の暗号通貨を韓国の法定通貨であるウォンに両替することができます。外国為替管理法に基づき、最大2,000ドル（約270万ウォン）まで両替が可能です。

この両替サービスは外国人専用です。パスポートを機械に認識させると、写真と個人情報が身分証スキャナーとAI顔認識カメラを使用して、身分証の偽造や変造を判別します。

ウェブサイトを訪問する手間を省き、暗号通貨ATMで非対面のKYCを行い、即時両替サービスを提供する点がダウィンKS CTMの特徴です。

ダウィンKSは今年、韓国市場に集中し、ホテルやカジノへの進出を準備しています。海外市場については、直接進出するのではなく、現地の事業者との合弁企業（JV）設立を通じて進出し、来年を海外市場進出の元年とする計画です。