仁川国際空港に到着したバドミントン女子の安洗塋=7日、仁川(聯合ニュース)
仁川国際空港に到着したバドミントン女子の安洗塋=7日、仁川(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】パリ五輪のバドミントン女子シングルスで金メダルを獲得した韓国の安洗塋(アン・セヨン)が大韓バドミントン協会の選手管理体制を批判したことを巡り、文化体育観光部が12日、同協会への調査に着手する方針を明らかにした。

 文化体育観光部は選手のけがの管理問題や大会出場強要疑惑などの経緯だけでなく、協会の補助金執行や運営実態なども調べる計画だ。

 2024年時点で文化体育観光部は大韓バドミントン協会に71億2000万ウォン(約7億6500万円)の補助金を支給している。

 調査団は10人以上で構成され、12日に調査に着手する。協会や代表チーム関係者に対するヒアリングなどを行い、9月中に調査結果を発表する方針だ。

 文化体育観光部は「今回の調査は単純に協会が選手管理を適切に行ったかどうかを確認するものではなく、これまで提起されたさまざまな懸案について意見を聞く」として、「バドミントンだけでなく別の競技の発展にも波及できる未来志向的な方策を講じるきっかけにする」と述べた。


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