韓国合同参謀本部のイ・サンジュン広報室長とライアン・ドナルド米韓連合司令部広報室長は12日、ソウルの国防部(省)庁舎で共同会見を開き、先のように明らかにした。
米韓は「エスカレートする北朝鮮のミサイル脅威、GPS妨害、サイバー攻撃、地上・海上・空中における脅威など、現実的な脅威を演習のシナリオに反映させる」とし「特に、北朝鮮によるWMD(大量破壊兵器)への対応に重点を置き、多様な資産を活用した多領域作戦により、いかなる挑発にも米韓同盟は対応能力と態勢をより一層強化する」と伝えた。
つづけて「UFS演習期間中、連合野外機動訓練を地上・海上・空中領域で拡大施行し、相互運用性と実戦性を強化する」とし「米韓同盟の演習作戦遂行能力および意志をはっきりと示していく」と強調した。
今回の演習は、ユン・ソギョル(尹錫悦)韓国大統領とジョー・バイデン米大統領が先月NATO(北大西洋条約機構)サミットを機に首脳会談を開き、米韓による「朝鮮半島核抑止・核作戦指針」を採択して以降、初めて実施される演習である。
このようなことから、今回の演習で「米韓核指針」がどの程度のレベルでどのような形態として反映されるか注目される。
米韓は核指針を通じて、米韓同盟をこれまでの「在来式戦力」中心から「核戦力基盤」へと引き上げ、「核・在来式戦力統合(CNI)」訓練を施行することにした。
Copyrights(C) Herald wowkorea.jp 96