太極旗を持って先頭を歩くパク・テジュン(右)と林愛智=13日、仁川(聯合ニュース)
太極旗を持って先頭を歩くパク・テジュン(右)と林愛智=13日、仁川(聯合ニュース)
【仁川聯合ニュース】2024年パリ五輪に「少数精鋭」で臨み、歴代最多タイとなる13個の金メダルを獲得するなどの活躍を見せた韓国選手団の一部が13日、凱旋帰国した。

 この日帰国した選手団約50人には、テコンドー男子58キロ級で金のパク・テジュン、重量挙げ女子81キロ超級で銀のパク・ヘジョン、近代五種女子で銅のソン・スンミン、ボクシング女子54キロ級で銅の林愛智(イム・エジ)らメダリストが含まれた。

 選手団は太極旗(韓国国旗)を持ったパク・テジュンと林愛智を先頭に到着ロビーに姿を現した。

 大韓体育会(韓国オリンピック委員会)の李起興(イ・ギフン)会長は、様々な懸念があったにも関わらず、過去最多のメダルを獲得する驚くべき成果をあげたとし、選手らをねぎらった。

 文化体育観光部の柳仁村(ユ・インチョン)長官や北京五輪金メダリストで同部第2次官の張美蘭(チャン・ミラン)氏も選手らを出迎えた。

 空港には報道陣やファンら約600人が集まった。

 韓国は今大会、1976年モントリオール大会(50人)以降では最小規模となる選手144人が出場し、目標の2倍を上回る結果を残した。

 メダル獲得数は金メダル13個、銀メダル9個、銅メダル10個で、国・地域別メダルランキング8位で大会を終えた。

 金メダル13個は2008年北京大会、2012年ロンドン大会での韓国の最多金メダル記録にならんだ。メダル総数は1988年ソウル大会の33個(金12、銀10、銅11)に次ぐ32個。

 大韓体育会は今大会の最優秀選手(MVP)に、アーチェリーで3冠を達成した金優鎮(キム・ウジン)とイム・シヒョンを選んだ。


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