13日、教育市民団体「私教育の心配のない世の中」が小学校の医学部クラスオンライン実態調査を実施し、発表した結果によると、チェジュ(済州)を除く全国16の市・道の学習塾89か所で“小学生の医学部クラス”の広報物が発見されたという。
ソウルが28か所で最も多く、キョンギド(京畿道)20か所、テグ(大邱)10か所などだった。
各学習塾の数学の先行速度は平均4.6年だった。小学校5年生が中学校の数学もすべて終え、高校1年生の数学まで学ぶということだ。
最も先行速度が速いところは何と7年を先行する大峙洞のA学習塾で、小学校5年生が6か月間に小5から高2の数学1まで学ぶ講座だった。
このような講座は学習塾のレベルテストを通過すると入ることができ、レベルテストも高等学校水準の問題が出題される。
「私教育の心配のない世の中」政策代案研究所のク・ボンチャン所長は国会教育委員会所属のカン・ギョンスク(姜景淑)議員(祖国革新党)室とこの日、国会で開催した討論会で「各地方では医学部の定員が拡大したので、医薬系列入試のために小学校から高等学校レベルの先行学習に出る『大峙洞プログラム』を学ばなければならないというふうに広報している。続いている『難易度の高い大学修学能力試験』や『キラー問題』の出題、医学部定員の拡大などが相まってこのような現象が起きている」と指摘した。
ク所長は「(小学生の医学部クラスは)家計が莫大な費用を支出することになり、教育不平等を招く。小学生の段階で上の学年で学ぶ先行教育をする場合には、行政処分ができる条項を新設したり、小学生の医学部クラス防止法などを制定しなければならない」と主張した。
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