イーサリアム関連ファンドが今月に入って1億5000万ドル(約220億円)の資金流入を記録し、ビットコイン上場指数商品(ETP)を上回っている。

資産管理会社CoinSharesが発表した週間デジタル資産ファンドフロー報告書によると、先週、暗号資産投資商品に合計1億7600万ドル(約259億円)が流入した。

報告書によると、イーサリアムファンドは市場調整の恩恵を最も大きく受け、先週1億5500万ドル(約228億円)、つまり全体の約88%に相当する資金流入を記録したという。また、イーサリアムファンドは今月に入ってから1億5000万ドル(約220億円)の資金流入を記録し、月次パフォーマンスもリードしている。

これにより、ETHファンドの年初来資金流入は8億6200万ドル(約1268億円)に達し、2021年以来最高を記録した。これは最近、米国で現物ベースのETFが発売されたことが主な理由だとコインシェアーズは説明した。

コインテレグラフによると、今月第1週、米国ベースの現物イーサリアムETFは、7月末の発売後、最初の週の流入を記録した。新たに発売された9つの商品は、第1週に合計1億500万ドル(約154億円)の純流入を記録した。

一方、ビットコインETPは毎週1300万ドル(約20億円)の流入にとどまり、今月に入ってから現在までに3億6600万ドル(約539億円)の流出を記録した。
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