チョ・ギュホン保健福祉部長官は14日午後、チ・ヨンミ疾病管理庁長、パン・ギソン国務調整室長、イ・ジュホ教育部長官、イ・サンミン行政安全部長官、オ・ユギョン食品医薬品安全処長、ホ・ソクゴン消防庁長などと共に関係省庁合同会議を行った。この日の会議は午後5時10分まで約40分間続き、新型コロナウイルス感染症の拡散傾向と治療剤、自己検査キット、ワクチンなどの確保方案を重点的に議論した。
疾病管理庁はこの席で、今年の新型コロナウイルス感染症の入院患者数が6月末から再び増加していると説明した。すでに8月2週目の入院患者数(1357人)は今年最多を記録し、今年2月の入院患者数を上回った状況だ。
これを受け、福祉部は新型コロナウイルス感染症患者の増加に備えて、国民が重症度に応じて適時に治療を受けられるよう、医療対応システムを設けると発表した。
最近、救急室に来院する新型コロナウイルス感染症の患者は、6月の2240人から7月には1万1627人へと、中・軽症患者ともに増加した。これを受け、福祉部では救急室に来院する新型コロナウイルス感染症の軽症患者を分散させるための対策を用意し、持続的に状況をモニタリングする計画だ。
また、かつて新型コロナウイルスの専門病院として運営されていた公共病院などを中心に病床を確保し、新型コロナウイルスの患者入院のために協力体系を構築する予定だ。
消防庁は現在増加している新型コロナウイルス感染症の再流行に備えて、救急隊出動時は保護装備を徹底的に着用し、移送前後の救急車および装備を消毒するなど対応しており、新型コロナウイルス感染症の感染者の安全な移送に万全を期すと明らかにした。
疾病管理本部は、高リスク群を対象に支援している新型コロナウイルス感染症の治療剤の使用量が、昨年夏の使用量を上回る水準で増加しており、治療剤の追加確保を進めていると発表した。
確保された治療剤は今週から順次供給される。8月の最後の週からは、全体の担当薬局に余裕分を考慮した治療剤が十分に供給されるものとみられると疾病庁は説明した。
食品医薬品安全処は、新型コロナウイルス感染症の自己検査キットの需給状況を点検し、生産・流通過程全般を検討している。国内の自己検査キットメーカーは、キットを7月末から再び拡大生産し、供給量を増やしている。
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