7月11日、米ワシントンで首脳会談を行った尹大統領(右)とバイデン米大統領=(聯合ニュース)
7月11日、米ワシントンで首脳会談を行った尹大統領(右)とバイデン米大統領=(聯合ニュース)
【ワシントン、ソウル聯合ニュース】韓国が日本の植民地支配から解放されたことを記念する「光復節」79周年を迎え、米国、中国、インド、ローマ法王庁(バチカン)、ウクライナなど約10カ国・地域の首脳から祝賀メッセージが寄せられた。外交部が15日、明らかにした。

 米国のバイデン大統領は尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領と韓国国民に向け祝意を示し、「米国は平和、安全保障および自由のために韓国と共に歩むことを誇りに思う」と伝えた。また「韓米同盟は70年以上インド太平洋地域の安保と繁栄の中心軸になっており、これまで両国が民主的価値を守り、北朝鮮の無謀な威嚇に断固として立ち向かったのに続き、現在では宇宙、新技術、クリーンエネルギーなど新しい領域へ協力を拡大している」と表明。「両国が国際社会の最も切迫した課題に共に対応し、両国国民の固い絆もさらに強まることを期待する」と述べた。

 中国の習近平国家主席は「両国は近くて重要な隣国であり協力パートナー」とし「尹大統領とともに両国関係を健全かつ安定的に発展させていくことを期待する」と呼びかけた。

 ウクライナのゼレンスキー大統領は「韓国がウクライナの安保、人道主義的支援と戦後再建に参加する意思を表明したことに謝意を表明し、尹大統領と対話を続けていくことを希望する」と述べた。

 これに先立ちブリンケン米国務長官は14日(現地時間)に出した声明で「米政府を代表して韓国の祝日を心から祝う」とし「われわれは国際平和と安定、人権、個人の自由という共通の価値を守り、今後も引き続き共に協力する」と述べた。


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