中国・1‐7月の固定資産投資、前年同期比3.6％増＝中国報道

中国国家統計局がこのほど発表したデータによると、ことし1‐7月の全国の固定資産投資（農家を除く）は前年同期比3.6％増の28兆7611億元（約592兆円）だった。1‐6月と比べると、増加率は0.3ポイントの下落となった。

分野別では、基礎設備投資が同比4.9％、製造業投資が9.3％、それぞれ増加した。一方、不動産開発投資は10.2％の減少となった。

産業別では、第一次産業投資が同比3.3％増、第二次産業投資が同比12.5％増、第三次産業投資が同比0.7％減だった。民間投資は前年と同水準で、不動産開発投資を除いた場合の民間投資は6.5％の増加となっている。

また、ハイテク産業への投資が前年同期比より10.4％増加している。うちハイテク製造業が9.7％増、ハイテクサービス業が11.9％増だった。

7月の固定資産投資（農家を除く）は、前月より0.17％の減少となった。