ハンファグループの飲食法人がギャレリア傘下に、飲食業などでシナジー見込む=韓国
ハンファグループの飲食法人がギャレリア傘下に、飲食業などでシナジー見込む=韓国
エネルギー関連事業を手掛けるハンファソリューションは、外食事業などを手掛けるハンファB&Bの株式100%を、「ギャレリア百貨店」を運営するハンファギャレリアに売却した。

ハンファB&Bは2013年、ハンファギャレリアが飲食事業部を物的分割して設立した法人だ。カフェや製菓店などを主力としている。代表的なブランドに、アイスクリーム店「ビーンズ&ベリーズ」がある。2014年には低所得者層をバリスタとして採用するといった努力が認められ、韓国雇用労働省から社会的企業としての認証を受けた。

ハンファB&Bは2021年4月、ハンファギャレリアがハンファソリューションに吸収合併された際、ハンファソリューション傘下のギャレリア部門に移された。その後の2023年、ハンファギャレリアは一法人として再度独立したが、ハンファB&Bはハンファソリューションの従属会社として残っていた。

ハンファソリューションの関係者は「外食業が主力のハンファB&Bは、当社のポートフォリオとは合わず非主力事業となっていた。効率化の意味でもハンファギャレリアへの売却を進めた」としている。

ハンファギャレリアが運営しているアイスクリーム店「EBAアイスクリーム」との連携はもちろん、新ブランドの拡大においてもハンファB&Bとの相乗効果が見込める。

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