ビットコイン、イーサリアムに続き、3番目の仮想通貨現物上場指数ファンド(ETF)として推進されているソラナのETFファンドが大きな需要を見られないという分析が出た。

暗号通貨銀行シグナム(Sygnum)の投資リサーチ責任者であるカタリン・ティシュハウザー(Katalin Tischhauser)は「ソラナETFが米国投資家の間で大きな需要を見せないだろう」と述べた。

彼は「資産管理会社グレイスケールの非公式ソラナファンドであるグレイスケール・ソラナ・トラスト(GSOL)への投資フローは微々たるものだ。これは、米国の資産運用会社の間でSOL投資手段に対する需要が弱いことを示している」と述べた。

グレイスケールによると、GSOLの資産規模(AUM)は7000万ドル(約104億円)未満である。一方、グレイスケールのビットコイントラストは、1月にETFに移行する前に約300億ドル(約4兆4710億円)の資産を管理していた。

ティシュハウザー氏は、「AUMが小さいということは、ビットコインと比較した場合、ソラナの認知度が比較的低いことを反映している」と述べた。

GSOLの株式は純資産価値(NAV)に対して異常に高いプレミアムで取引されており、8月15日現在、NAVの7倍以上となっている。NAVはファンド内のSOLの1株当たりの価値を測定する指標だ。

これに対し、ティシュハウザーは「高いプレミアムは、ある程度の需要を示しているが、市場に大きな影響を与えるほどの需要はない」と付け加えた。
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