顧客が自社システムをクラウドに転換する需要が急増したことが、高実績を後押しした。さらに業務効率化のためクラウドへの転換が進められたことも、一要因となっている。
サムスンSDIの営業利益は、前年同期比7.1%増の2209億ウォン(約239億7944万円)だった。クラウド・サービス・プロバイダ(CSP)部門において、高性能ハイパフォーマンス・コンピューティング(HPC)と生成AI(人工知能)利用のための、サブスクリプション画像処理装置(GPU)サービスの需要が増え、売り上げが増えたという。
このほかSKC&Cの営業利益は13.8%増の322億ウォン(約34億9209万円)、LG CNSの営業利益は21%増の1377億ウォン(約149億3481万円)だった。
一方、ポスコDXは29.1%減の243億ウォン(約26億3522万円)。主要な顧客の事業鈍化で投資とそれに伴う事業の開始予定を延期している。下半期はデジタルトランスフォーメーション(DX)ビジネスを発掘するほか、海外の開発センターを活用して人件費の負担を減らすことで営業利益の回復を狙う。
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