ベビー用米菓子メーカー「オルバルム」は、2021年から製品パッケージの裏面に「独島は韓国の土地」というフレーズとともに竹島のイラスト地図を入れて販売してきた。
すると、このパッケージにより日本への輸出が妨げられることとなった。昨年12月から日本への輸出について議論していたが、5月チョンナムメイル(全南毎日)が報じたところによると、オルバルムは経営難に陥っており、会社は貸付金の返済や不況など困難な状況であった。その時、日本企業が会社の年間売上の15%に相当する大規模な契約を提案したと伝えられている。
日本企業側は「竹島を削除すれば取引できる」と要求をしてきたが、オルバルム社長はこれを受け入れなかった。
当時、5年間勤めていた会社社員は、14日にJTBC「事件班長」を通じて「会社の存続の岐路で、会社や社員の立場を考えずにそのような決定を下したことが理解できなかった」と訴えた。
しかし、社長のA氏はこれを「プライドの問題だ」と述べた。
彼はこの放送で「(独島のイラストを)入れてみたところ誇らしく削除できなかった」とし「目の前の利益のために国の誇りを捨てることができなかった」と説明した。
それと共に「父の影響で幼い頃から独島の意味を考えることができた。(販売するお菓子が)赤ちゃんが食べるお菓子であるため、幼い頃から自然に知ってほしいと思い、独島のイラストを入れた」と伝えた。
このような内容が知られた後、ママコミュニティなどオンラインを中心に「独島米菓子」という名前で口コミが広がり始め、注文急増につながった。
オルバルムは16日、ホームページを通じて「放送後、当社の製品を“独島米菓子”と呼んでくれたことに深く感謝する」とし「予想外の注文殺到により、すべてのチームメンバーが最善を尽くして作業している。しかし今週は祝日と宅配便休日が重なり、配送に多少遅延が発生することを了承願う」と伝えた。
一方、現在この製品は香港、台湾などに竹島のイラストが描かれたまま輸出されている。
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