李在明、共に民主党新任代表
李在明、共に民主党新任代表
イ・ジェミョン(李在明)共に民主党新任代表が85.40%という歴代最高得票率で共に民主党の代表再任に成功した。党代表の再任は、キム・デジュン(金大中)元大統領以来となる。なお、李在明党代表候補を卑下する発言をしていたチョン・ボンジュ(鄭鳳柱)候補は選挙の結果、最高委員に落選した。

李代表はこの日の午後、ソウル市ソンパ(松坡)区のオリンピック公園KSPOドームで開かれた共に民主党第1回定期全国党員大会(全党大会)で、最終得票率85.40%を獲得し、新任党代表に選出された。李代表の今回の得票率は2022年の代表選挙で自身が記録した77.7%を超える共に民主党代表選挙歴代最高得票率となる。これで李代表は6月24日、代表職再任のために党代表職を辞任してから約2か月ぶりに再び共に民主党を導くことになった。李候補と競争したキム・ドゥグァン(金斗官)候補は12.12%、キム・ジス候補は2.48%の最終得票率を記録した。

共に民主党系列の政党で党代表が再任に成功したのは、1995~2000年の新政治国民会議総裁職を務めた金大中元大統領以来となる。

李代表は今回の全党大会の期間‘モクサニズム(生計を維持していく)’を旗印に掲げ、民生と実用を強調した。また、共に民主党の長年のタブーだった‘総合不動産税(総不税)の緩和’と‘金融投資所得税(金投税)の猶予および補完’の姿勢を示した。

一方、李代表と共に新指導部入りした最高委員たちもやはり‘親李在明系’であるキム・ミンソク(金民錫)候補、チョン・ヒョンヒ(全賢姫)候補、ハン・ジュノ(韓俊鎬)候補、キム・ビョンジュ(金柄周)候補、イ・オンジュ(李彦周)候補たちが当選した。候補別得票率は、金民錫候補18.23%、全賢姫候補15.88%、韓俊鎬候補14.14%、金柄周候補13.08%、李彦周候補12.30%の順だった。首席最高委員は最も高い得票率を得た金民錫候補が引き受けることになった。

最高委員選挙の序盤はリードしていた鄭鳳柱候補だったが、李在明党代表候補を卑下する発言の余波で今回の全党大会で6位となり、指導部入りに失敗した。

この日の全党大会では、鄭鳳柱候補の政見発表時に党員が座っている観客席から「謝れ」、「辞退しろ」、「退け」などの批判が相次ぎ、鄭鳳柱候補の辞退を促すピケットを手に持っている党員たちは場内のあちこちでブーイングを送ったりもした。
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