教育部の説明と疾病管理庁の資料を総合すると、8月4日から10日までの1週間に新型コロナで入院した18歳以下の患者は70人だった。
多くは0歳(25人)、1~6歳(21人)の未就学児だが、小中高生である7~12歳(11人)、13~18歳(13人)の入院患者も24人に上った。
新型コロナの感染拡大のペースはこのところさらに速くなっている。
先月21日から今月10日までの3週間でみると、新型コロナで入院した18歳以下の患者は148人で、このうち7~18歳の患者は52人だった。
この3週間に入院した18歳以下の患者の47%と7~18歳の患者の46%が、最終週の8月4~10日に集中している。
疾病管理庁は、新型コロナの流行ペースは今月末にかけてさらに速くなる可能性が高いとみている。
このような中、今週から全国の大部分の小中高校で新学期が始まり、教育当局は神経をとがらせている。
新型コロナの危機警戒レベルは昨年6月に最も高い「深刻」からその下の「警戒」に引き下げられ、学校の防疫指針は流行のピークに比べて大部分が緩和された状態だ。
教育部は先週、疾病管理庁と広域自治体(17市・道)の教育庁とそれぞれ協議会を開き、2学期の始業に備えて小中高校に適用する感染予防規則を議論するなど対応体制を強化している。
この規則によると、新型コロナに感染した児童・生徒は高熱や呼吸器症状などがひどい場合、登校を控えて自宅で療養するよう勧告される。
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