麻薬取引所から5万BTCを押収した米国、市場売却の可能性が出てくる

米国連邦保安庁(USMS)がオンライン麻薬取引所シルクロードから押収したビットコインを売却することができるという主張が出た。USMSが押収したビットコインは5万個と言われており、これは現在の相場で4420億円に達する。

米国弁護士のスコット・ジョンソンは、USMSが米国最大の仮想資産取引所コインベースとサービス契約を締結したことを根拠に、シルクロードの物量を市場に出すと主張した。

15日、オンチェーンデータ分析会社アーカムインテリジェンスによると、実際の米国政府は同日、コインベースに約6億ドル(約872億円)相当のビットコインを送金した。

彼はこれと関連し、「USMS資産は完全に分離された状態を維持しなければならないので、コインベースプライムまたは他の取引所に資産が最終的に移管されると、すでに売却したか、売却を控えていると見ることができる」と解釈した。

ビットコイン最大保有国として知られる米国でビットコインの大量売却の可能性が提起されると、市場は不安感を持つようだ。

通常、仮想通貨市場では、このように大量のビットコインを保有している財布が取引所に仮想通貨を移転する場合、売却の可能性が提起され、市場に衝撃を与えることができるという解釈を出す。