優勝セレモニーでプールに飛び込むペ・ソヒョン(写真:KLPGA)
優勝セレモニーでプールに飛び込むペ・ソヒョン(写真:KLPGA)
韓国女子プロゴルファーのペ・ソヒョンが18日、キョンギド(京畿道)アンサン(安山)市のTHE HEAVEN CCで開かれたKLPGA(韓国女子プロゴルフ協会)ツアーのTHE HEAVEN MASTERSにて、通算15アンダーで優勝した。第2ラウンドでは10アンダーという記録で正規ツアーコースレコードを更新したペ・ソヒョンは、最終ラウンドで4打縮め、通算15アンダーで首位タイに上がったが、最後の18番ホールで2メートルのバーディパットを惜しくも外し、ファン・ユミン、ソ・オジンとのプレーオフに突入した。

18番ホールで行われたプレーオフ1ホール目でファン・ユミンが先に脱落。気温32度を超える真夏日の中でソ・オジンと3ホール目まで血闘を繰り広げたが、ペ・ソヒョンが優勝賞金1億8000万ウォン(約1970万円)を獲得した。また、ゴルフ場のプールに飛び込む異色のセレモニーで喜びを満喫した。

ことし5月、デビュー13年目にして初優勝の感激を味わい、3か月ぶりに通算2勝を達成したペ・ソヒョンはインタビューで、「下半期に(2度目の)優勝を必ずしたいと言っていたが、思ったより早くできた」と喜んだ

30代でゴルフに目覚めたペ・ソヒョン(31)のロングランはこれからが始まりだ。 ペ・ソヒョンは「私のような選手を見る楽しみもあると思う」と話した。続けて「私はジュニア時代も頭角を現せなかった選手だったし、プロに来てからも下部ツアーから一段ずつ上がっている選手」だとし、自身を「大器晩成型選手」と紹介した。

また、「誰にでも大変な時期はある。 私のように最初から頭角を現さなくても少しずつ結果を出していく人もいるが、私を見て希望を持ってほしい」と伝えた。

ペ・ソヒョンはことしの優勝で、今後2年間のレギュラーツアーシードを確保。「1度の優勝は1度の優勝だし、1つのシーズンを続けて作っていくことが重要だと思う。安住せず、これから海外の大会にも出場できるよう、さらに努力したい」と意気込みを語った。
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