“泥酔運転”「BTS」SUGA、また追加疑惑が浮上
“泥酔運転”「BTS」SUGA、また追加疑惑が浮上
飲酒運転の疑いで立件された、韓国ボーイズグループ「BTS(防弾少年団)」のSUGAが、今週中に飲酒運転の疑いで召喚されると知られた中、関連疑惑がまた追加で浮上した。SUGAは当初、飲酒後に事件を縮小しようとしたのではないかという疑惑に加え、電動スクーターを電動キックボードと表現したうえ、歩道を走行しているCCTVまで公開され、ウソの釈明問題が相次いだ。ここに、今回はナンバープレートの未装着、保険未加入疑惑まで浮上してきた。

SUGA(BTS(防弾少年団)) の最新ニュースまとめ

 19日、警察によると飲酒運転の疑いに対するSUGAの召喚日程は、今週中に確定される。

 このような中、今回はSUGAが飲酒運転をしたスクーターに、「ナンバープレートが装着されていなかった」という、捜査要請まであがった。

 オンラインコミュニティ「DCインサイド」には、この日あるネットユーザーから、「警察へ“SUGA事件”を正式に捜査要請した」という文章があがった。このネットユーザーは、国民申聞庫を通じて、ヨンサン(龍山)警察署に「二輪自動車使用申告(ナンバープレート装着)および、義務保険加入の可否を徹底的に捜査して、違法行為が確認された場合、厳重に処罰されるように、強力に促すところです」というタイトルで、請願を申請したと明らかにした。

 もし、SUGAの電動スクーターが“二輪自動車使用申告”をしない機種と確認された場合、自動車管理法第84条(過料)第4項制18号、自動車管理法施行令第20条(過料の賦課)により、50万ウォン(約5万5000円)の過料が課される。

 また、“義務保険加入”をしていないと確認されれば、自動車損害賠償保障法第46条(罰則)第3項制2号によって、1年以下の懲役または1000万ウォン(約110万円)以下の罰金が課される。

 先立って、SUGAは今月6日午後11時27分頃、龍山区ハンナム(漢南)洞にあるナインワン・ハンナム近隣の歩道を電動スクーターに乗って帰宅したところ、倒れた状態で機動隊所属の警察に発見された。警察は、彼に酒のにおいがするのを確認し、近くの交番に引き継いだ。

 なおSUGAは警察に、「ビール1杯飲んで少し運転した」という趣旨の供述をしたが、飲酒測定の結果SUGAの血中アルコール濃度は免許取り消し(0.08%以上0.2%未満)数値が出た。

 彼の飲酒運転の事実が知られた後、本人と所属事務所HYBE側は、「電動ミニキックボードに乗って、飲酒状態で運転しても良いのか、分からなかった」と釈明した。

 電動キックボードは、飲酒運転をしても刑事処罰に至らず、免許取り消しと罰金10万ウォン(約11000円)の行政処分に留まることになる。

 しかし、SUGAが運転していたのは、最高時速30キロまで出すことができ、サドルがある“電動スクーター”と明らかになった。電動スクーターは飲酒状態で乗った場合、刑事処罰を受ける場合がある。このため、所属事務所とSUGAが事件を縮小しようとしたという疑惑が浮上した。

 以降、SUGAが電動スクーターに乗り、歩道を走るCCTV映像まで公開されて、議論はさらに拡散した。

 当初、SUGAは「自宅前の正門で電動キックボードを立てかける過程で、1人で倒れた」という謝罪文を発表しただけに、再び“ウソの釈明”議論が続いた。

 ここに加えて、今回は彼が乗った電動スクーターにナンバープレートが装着されていなかった、という指摘が出た。

 ナンバープレートが装着されていなければナンバープレート未装着、義務保険未加入で加重処罰対象になる。

 一方、SUGAは昨年9月から社会服務要員として勤めながら、兵役の義務を履行しており、除隊日は来年6月に予定されている。

 兵務庁によると、SUGA事件は社会服務要員の勤務外時間に起こった出来事で、勤務期間などには影響がない。
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